2022年12月3日(土)

 目覚めたら12時を過ぎており、謎の笑いが起きる。雨が降っていて、かつ昨日に比べて気温の緩い、いわば"爆睡気象"にまんまとやられたらしい。つい昨夜、「明日からは規則正しい生活をしていこう」と志したばかりなだけに、めちゃくちゃバツが悪い。

 

 ボヤボヤと食事の支度をして、朝食兼昼食にありついたのは結局13時半頃だった。

納豆にオクラ、めかぶ、おろし生姜を混ぜるとなんか立派なもの感が出る

 14時半過ぎに買い物に出る。予想はしてたけど、市中の交通がややカオスだった。土日のお買い物エリアって混むだけに、「運転が怪しい車両」が及ぼす(悪)影響が大きいよな。「そこで止まるなよ〜」「いや行けよそこは!」とか、運転時の性向は穏やかなほうだと自負してるんだけど、こういう状況だと流石に気が立ってしまう。待たされるイライラではなくてドライバー資質への疑問。おしなべて、機転の利かなさみたいな部分に辟易してるんだと思うが、人のふり見て〜ですな。

 

 まず、インクジェットプリンタのカートリッジを買い求めて最寄りのケーズデンキに行った。ケーズのプラベートブランド的な商品がEPSON純正品の7割くらいの価格で買い得だったためそれに決める。隣接するスーパーにも寄り、買い出しを軽く済ませた。

 郵便局にも寄って、持ち戻りになった荷物を受け取った。窓口はけっこう並んでいて、前に並んでいた男性がやたら時間を食っていた。小包の発送手続きのようで、その場で梱包箱を買ってパッキングしていて、こんなに並んでるのにそれやっちゃう?と思った。ところが見てみると、お兄さん(ってくらいの年齢感)は最小サイズの小包をチョイスしてて、おそらくここに来る前に買ってきたであろう地元の洋菓子店のお菓子類を詰められるだけ詰め、最後に手紙を添えて封じていた。その様子から(これはイラついちゃダメなやつ!)と察して心穏やかに待つことにした。誰に送るんだろう。何の贈り物なんだろう。その”いかにも仕送り感”のささやかさが余計に温かさを放っている。窓口でそんなことしてるくらいにはこういったことに不慣れなのかもしれないが、贈りたい気持ちだけ持って雨の中を来たのかな・・・など考えて勝手に温かい気持ちになった。やってること自体は同じでも、メル◯リとかの物品発送なんかとは違う、ある種の美しさを感じるいい光景を見せてもらった。

 

 帰って早速プリンタをセットした。切らしたライトシアンのカートリッジを買ってきたものに交換して、試印刷しようとしたら「マゼンダも切れてますよ」的なエラーが出てきた。家を出る前に確認した時は出なかったエラーだから、インクの残量チェッカーの不具合だったのかな、知らんけどシクシク泣いて、本日のメンタル業務は終了した。

そもそも統一感がなくて少々イラっとする

 20時頃に夕食。買ってきたカット野菜ミックスと豚肉を炒め合わせたものを具にした袋ラーメンにした。ちょっとこういうものを加えるだけで立派に工夫の凝らされたもの感が出るし、何より美味い。最近、何にでも白ゴマを散らせばいいと思っている。

マルちゃん正麺 塩


 

 人間の徳がまつわる日だったように思う。良くは贈り物お兄さんのこと。悪くは、起き抜けから自ら定めた規律を破る・他の運転手に苛立ちを覚える・プリンタに翻弄される・不在のせいで配達を無下にした自分のこと。そういえば、かく言う自分も誰かに(プレゼントとしては)荷物を送ったこと、1回くらいしかないな。もらうことはあるし、それが嬉しいという感覚もあるのにな・・・少し寂しく思えてきた。何かしよっと。

 

 結局、一日いっぱい雨降りだった。